篠場 大輔
建築部 平成14年入社(新卒)
私の仕事は、建築現場の現場管理を主な仕事とし、品質管理、工程管理、安全管理、予算管理をトータル的に行っております。また、今は、所長としての立場もあり、所員と協力しながら、質の高い施工に努めています。
所長である以上、お客様との約束、会社からの期待に応える事。また、現場のトップとして各協力会社の方々との折衝、調整等も私の仕事となります。
施主様、設計事務所さん、私どもと協力会社の方々、沢山の人たちを協力しながら、一つのものを作り上げるマネージャー的な側面もあります。
この仕事は、0からスタートし、建物が完成したときの達成感は、何物にも代え難い喜びがあります。
我々はより良い建物を完成させるため、多少、困難だと思われる目標を度々設定します。
その目標に至るまでは確かに苦悩や挫折の連続ですが、それを乗り越え、自分の設定を上回る成果を上げた時、味わえる充実した達成感が、また、次の目標に向かう源になります。
現場のみならず建築部の方々、また協力会社の沢山や、設計事務所さんやその他沢山の関係者の力が一つになって初めて良い建物が出来ます。この一体感もこの仕事の魅力と言えるでしょう。
入社して十数年が経ちますが、10億円を超える大きな現場の責任者として今活躍できることは、積極的に若手も登用していこうとする会社の意向を感じます。チャレンジ精神がある人にはもってこいだと思います。
当然、大きな仕事には、大きな責任が伴いますが、私自身も、当然すべてが一人で解決できる訳ではありませんので、上司などでも、気軽に相談や話しができる雰囲気があり、
自分一人で仕事の悩みを抱え込まずに済みますし、とても馴染みやすい環境があります。
今は、大きな現場を預からせて貰っており、現場管理だけでなく、若手の所員の育成などとやることは多いですが、現場のトップとして自分の色を少しずつ出せるのも、当社の魅力の一つだと思います。
自分の更なるスキルアップと、建物をお引渡しした時に毎回、お客さまに喜ばれるようにしていきたいと思います。
その為には、同じ現場は二つとない中で、その現場毎に、常に新しい改善と工夫が求められます。また、お客様の声をどれだけキャッチできるか。コミュニケーションも大事です。
いろいろな工夫や改善を積み重ねることで、現場監督としての経験、ノウハウが積み重なり、現場監督として成長を実感できます。
今後は、プロとして求められる技術の更なる習得と、若手から目標とされるような監督になることが必要だと思っています。
仕事を通じて、時には一緒に苦労し、時には一緒に喜びを共感できたらと思います。
二瓶 秀樹
土木部 平成24年入社(中途)
土木部に所属し、受注した公共土木工事の施工管理を行っています。公共土木工事とは税金による道路、河川、上下水道等の社会基盤(インフラ)を整備する仕事です。
施工管理の基本的な項目としては工程管理、品質・出来形管理、安全管理、原価管理等が挙げられます。
作業所長として発注者(お客様)に対し満足するものを提供し、工事期間中の無事故や会社の利益を確保するためにも、工事を始める前に施工管理の方針しっかり定めることが重要だと思っております。
施工管理の方針を定めるためには、まず現地の状況をよく確認し、受注した物件が何を目的としているのかを踏まえ、発生が予想される問題は何か、
工事期間中における周辺環境への対応や対外的に調整を要する項目は何か、品質や利益を確保する上でベストな手順は何か等の項目についてよく検討することが必要です。
こうして定めた方針に従い工事を実施していきますが、工事を円滑に進めるためには工事関係者をはじめ、近隣住民の方々や発注者との良好なコミュニケーションを構築することが不可欠です。
そのため私はまず挨拶をしっかり行い、社訓にもある『誠実』な気持ちで対応するようにしております。
またより効率的に仕事を進める工夫や方法についても日々考えるよう心掛けております。
何よりも自分が手掛ける道路、河川、上下水道等の構築が社会に役立てる事、造ったものが形として残る事です。
また近年では地震やゲリラ豪雨といった自然災害が多発しておりますが、こうした自然災害から人々の生活を守る災害に強いまちづくりの一翼を担えることに強いやりがいを感じます。
一方、土木工事は同じ構築物を造る場合であっても、工事を行う場所・地形によって土質や湧水といった技術的観点が異なることから使用する工法もそれぞれ違い、また近隣の環境や埋設物によってさまざまな制約や予期せぬ事態が生じることがあります。
このような課題を一つ一つ克服し、工事を完成させることに面白さを感じます。
半世紀を超える歴史と数多くの実績を有し、地元でも有数の佐伯工務店の一員として活動できることに誇りを感じております。
歴史がある当社ですが、私が所属する土木部はとても家族的で、それぞれ担当する案件で抱えている諸問題に対し、みんなで相談し解決していこうという雰囲気があります。
場合によっては土木だけでなく、建築、不動産といった他部署とも連携し問題を速やかに解決できる点も当社の強みです。
また毎年行われる社員旅行等の行事を通じ、他部署の方々と親睦を深め、さまざまな話題や考えに触れることは大変勉強になります。
これまで道路や河川、下水道工事など様々な現場を手掛けてきましたが、まだ経験したことのない工法・技術等は数多くあります。
更に今後発生が危惧されている大地震等の災害から私達の暮らしを守るためにも、土木技術者として生涯学ぶ姿勢・チャレンジする姿勢を忘れずに、
自身の技術を更に高めることでより良質な土木構築物を社会に提供し、人から『ありがとう』と感謝される仕事をし続けて行きたいと思っております。
また仕事を通じて自身の精神を磨き、佐伯工務店の社員として、ひいては一人の人間として社会から信用・信頼される人となれるよう『誠実』の言葉を胸に日々精進して参ります。
土木工事の醍醐味は何よりも社会の役立つものを自分が造れることです。
自然と向き合いながら仕事を行うので時として厳しい洗礼を受けることもありますが、完成した時の達成感は格別であり、大変やりがいのある仕事です。佐伯工務店には自身を成長させることができる場があります。
是非一緒に豊かなまちづくりをしましょう。
嶋田 真也
建築部 平成15年入社(新卒)
自社施工物件や公官庁建築物等の修繕及び改修を担当しています。
施工管理は勿論ですが、クライアントの要求事項を確認しての仕様を計画して見積を作成するのも重要な業務です。最近多い仕事は共同住宅や事務所ビルの外壁や防水の改修工事です。
特に共同住宅での工事の場合は入居者様とのコミュニケーションが重要となります。
質の良い仕事をする為には施工者が持てる力をフルに使うのは勿論ですが、入居者様や建物近隣住民様の協力を得るとさらに質を上げる事が出来る為、一番気を付けるところです。
また、作業員が気持ちよく仕事ができる環境を作るのも大事な役目です。
施工品質の向上には 材料の質、作業員の腕 は勿論大事ですが、作業の段取りや作業指示の仕方などを工夫して作業員が仕事をしやすい環境が何より大事だと感じております。
以上が私の仕事の紹介です。
新築工事では設計図があり、その仕様で施工をするのですが、この仕事には設計図がない場合が多くありクライアントの建物の~が調子が良くないという話から、自分の知識・経験そして先輩のアドバイスなどをフルに使って
症状が改善する為に施工部位と仕様を考えます。
クライアントに提案する内容を自分で決める事が出来るのはこの仕事の面白さです。
そして、工事が終わり嶋田さんのおかげ…と笑顔で感謝される事が何よりやりがいを感じる瞬間です。
当社の施工管理のスタッフは仕事にこだわりがある人が多いと思います。
少し変な言い方をすれば“建物オタク”とでもいいましょうか、建物を機能的でかつ美しく仕上げるにはどのようにするかを考える人が多く在籍しています。このような人財が当社の魅力であり良い所だと思います。
現在は、建物の繕いや改修をメインで仕事をしていますが、この仕事は建物の弱点をよく見る事ができます。新築の時にああしておけばよかったといった事に遭遇することがあります。
このような経験をいかして弱点の少ないメンテナンスがしやすい建物の作業所長として新築工事に参加する事が私の目標です。
そして、この建物が改修する時や役目を終えて解体される時にこの建物を作った人は建物をよく知っている人が建てたんだねと言われるような建物を建てることが私の夢です。
現場監督という仕事は、かなり特殊な職業です。建物が好き、工事の仕事が気になる、という気持ちがあるならば、もしかすると適性があるかもしれませんね。ただ、少し厳しい言い方をすれば、中途半端な気持ちでは続けていくことが難しいのも事実です。
業界をよく研究して、建設業界で働くイメージを高めてみてほしいですね!
そして私たちの会社には“誠実”という社訓があり、在籍している社員はみんな誠実な人ばかりです。
数多ある建設会社の中から当社を見つけてくれた方、またお会いしましょう!!